「2022年度ポストコロナの製造業グローバル・バリューチェーン変革に関する調査研究」報告書
RRIは(一社)日本機械工業連合会より委託を受け、 JKA補助事業である「2022年度ポストコロナの製造業グローバル・バリューチェーン変革に関する調査研究」事業を行い、取り纏めた報告書を公表いたします。
〇「2022年度ポストコロナの製造業グローバル・バリューチェーン変革に関する調査研究」報告書の公表について
我が国機械産業は自由貿易と国際分業を基礎に発展してきたが、米中の対立等近年の事業環境変化はグローバル・バリューチェーン(GVC)の見直しを迫るものであり、特に2022年度に入ってからのGVCを巡る環境変化は非常に厳しいものである。前年度に続いて、日本機械工業連合会の事業基盤研究委員会(委員長・識名 朝春 (株)IHI 顧問)の下に設置したGVC検討部会では、関係する委員会とも協力し、通商・セキュリティ、環境の2つの側面に着目して、国際的及び国内的な動向と論点を把握した上で、我が国機械産業がGVC再編に向けた具体的な検討を行い、報告書に取り纏めた。本報告書は、まとめ編、Ⅰ.通商・セキュリティ編、Ⅱ.環境編の3部で構成されており、日機連ホームページで公表している。その概要を紹介する。
(概要)
本報告書は2年間の検討結果を纏めたものである。「通商・セキュリティ」編では、ウクライナ戦争など地政学リスクが高まるなかで先鋭化していく米中対立のフレームワークを改めて整理したうえで、先端半導体技術の規制など、特に経済安全保障の視点を中心にGVCへの影響をまとめている。こうしたなかでも米中貿易は高水準を維持しており、両国企業の「したたかさ」も垣間見える。「環境」編では、地球温暖化を巡る世界の動向を整理したうえで、温暖化防止とエネルギー安全保障を両立させることの難しさを指摘すると同時に、それでも大きな流れとして脱炭素に向かうことは変わらず、特に機械産業の生命線に今後なり得る、カーボンニュートラルに関するスコープ3の算定基準や削減貢献量の概念、カーボンプライシングなどについて、その重要性を訴えている。「通商・セキュリティ」、「環境」に共通する課題して、「情報の必要性」と「デジタル技術の活用」についても言及している。
●2022年度 GVC変革に関する調査研究報告書
http://www.jmf.or.jp/houkokusho/2948/
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競輪の補助事業 この報告書は、競輪の補助により作成しました。 https://jka-cycle.jp |
以上