ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム 2023 ~ 「データ連携された世界」における競争戦略 ~
タイトル名 | 開始時間 | 終了時間 | 場所 | |
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1 | [シンポジウム] 「データ連携された世界」における競争戦略(対面) | 10月11日(水)10:00 | 17:30 | 機械振興会館 B2ホール |
2 | [シンポジウム] 「データ連携された世界」における競争戦略(オンライン) | 10月11日(水)10:00 | 17:30 | オンライン |
3 | [本会議] 「データ連携された世界」における競争戦略(対面) | 10月25日(水)14:00 | 16:15 | 機械振興会館 B2ホール |
4 | [本会議] 「データ連携された世界」における競争戦略(オンライン) | 10月25日(水)14:00 | 16:15 | オンライン |
資料・ビデオを公開いたしました。
※ 10月11日の [シンポジウム] は終了いたしました。
※ 10月25日の [本会議] は終了いたしました。
時下ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は当会の活動にご支援、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、『「データ連携された世界」における競争戦略』 と題し、「ロボット革命・産業IoT国際シンポジウム 2023」を開催する運びとなりましたので、お知らせ致します。
米中の対立やロシアのウクライナ侵攻といった国際情勢の変化が、我が国の製造業に影響を与えています。特に、調達先の見直しや生産拠点の再構築など、サプライチェーンの強靱化が重要な課題となっています。同時に、気候変動や人権問題にも目を向け、企業や国を超えたサプライチェーン全体での協力が求められています。デジタル技術の進化により、製造業では大きな変革が進行しています。ドイツのIndustrie 4.0では、自律性、相互運用性、持続可能性を基本に据えて産業の変革を推進しており、データスペース連携の取り組みも実際の段階に入り、グローバルな枠組みの議論が進展しています。同様に、米国ではイノベーションを重視したAdvanced Manufacturingの取り組みが進展しています。こうしたデジタル経済の拡大を目の当たりにし、これらの変化をどう受け止め、どのように適応していくかが、私たちの至急の課題となっています。この状況をうけ、RRIは国内外のリーダーや専門家と協力し、第9回ロボット革命・産業IoT国際シンポジウムを企画しました。私たちの強みを生かし世界をリードしていくための課題を共有し、今後の展望について議論する場を提供することを目指しています。是非、ご参加いただきたくお願い申し上げます。
主催
共催
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協賛(五十音順)
ゴールドスポンサー
シルバースポンサー
後援(順不同)
プログラム(聴講無料)
[Session 1] 事例から見るデータ連携
デジタル時代のものづくりの変遷がどのように起きているか、実践例を通じて共有します。特に産業データ連携をそのユーザーである製造業企業がどのように活用しているかを、実践例の紹介を通じて理解していきます。
(1) 10:00 - 10:05 オープニング
中富 道隆 (RRI 運営幹事)
(2) 10:05 - 10:20 Building the future industrial data economy
Markus Heß 氏 (独 経済・気候保護省 次長)
産業データエコシステムは、サプライチェーンのレジリエンス、持続可能性、競争力の前提条件となっています。国際社会は、すべての参加者のデータ主権を確保しながら、イノベーションを促進するグローバルな産業データエコシステムの構築に取り組んでいます。
(3) 10:20 - 10:45 Catena-X: The first open and collaborative data ecosystem – realizing the data value chain
Hagen Heubach 氏 (Catena-X Automotive Network, Board Member / SAP SE, Head of Industry Business Unit Automotive, Global Vice President)
国際的な自動車産業における回復力、持続可能性、競争力向上への必要性から、3年前にCatena-Xデータ・エコシステムが創設されました。効率的で安全かつオープンに交換されるデータに基づくエコシステムで価値を実現することは、早期に適応する企業にとって経済的なメリットをもたらします。国際的かつ業界横断的なコラボレーションは、参加するすべての組織において価値を創造するために不可欠であり、複雑さを軽減し、普及を促進するために、可能な限り複数の標準を回避する必要があります。Catena-Xは現在、地域を超えて自動車業界にサービスを提供し、成長とイノベーションを促進する共通言語の確立を支援する準備が整っています。
(4) 10:45- 11:10 Industrial Dataspace approach
Ingo Sawilla 氏 (Trumpf Werkzeugmaschien SE, Coordinator Datagovernance +Datasecurity)
欧州データ戦略は、環境、農業、工業、健康、交通などさまざまな分野に関連しており、Manufacturing-Xは、これらの分野での実装を目指しています。法的な前提条件が整備され、今後ますます多くのデータが共有されるようになるでしょう。同時に、データ生産者は自分たちのデータを制御し続けなければなりません。また、サイバーセキュリティとデータガバナンスおよびデータ保護の重要性は今後さらに高まるでしょう。データ分析、機械学習、ブロックチェーンの新技術は、デジタル価値創造を可能にします。ビジネス事例をもとに、国際的にどのようなメリットがあり、どのような課題を解決しなければならないのか説明していきます。
(5) 11:10 - 12:00 パネルディスカッション
【パネリスト】
Markus Heß 氏 (独 経済・気候保護省 次長)
Hagen Heubach 氏 (Catena-X Automotive Network, Board Member / SAP SE, Head of Industry Business Unit Automotive, Global Vice President)
Ingo Sawilla 氏 (Trumpf Werkzeugmaschien SE, Coordinator Datagovernance +Datasecurity)
【モデレータ】
入江 直彦 氏 (RRI WG1共同主査 / 日立製作所 制御プラットフォーム統括本部 シニアストラテジスト)
紹介された事例をベースにデータスペースの利用者視点から産業データ連携の意義、メリット、懸念事項、従来の顧客やサプライヤとのデータ連携との違いなどを議論します。
[Session 2] データの循環と価値創出
世界のThought Leaderをお招きし、各地域の動向を紹介いただき、Session 1の議論もふまえ2023年のグローバルでの産業界のデジタル化におけるビジョンについて理解する場です。各登壇者が考える世界が将来向かうべき方向や現時点での課題を語っていただき、それとデータ連携やデジタルツインがどう関わっていくのかを議論いただくことで、データ連携やデジタルツインを単なる技術として捉えるのではなく、そのモチベーションになっている背景を考える場となります。
(1) 13:00 - 13:05 オープニング
村上 弘記 氏 (RRI WG1共同主査 / IHI 技術開発本部 技監)
(2) 13:05 - 13:25 Data Sharing in Industrial Data Ecosystems
Boris Otto 氏 (Fraunhofer ISST, Director / Fraunhofer ICT Group, Chairman of the Board of Directors / TU Dortmund University, Chair of Industrial Information Management)
データは、産業企業の競争優位性と経済のレジリエンスと持続可能性のための資源です。しかし、データの価値はデータが使用されるときにのみ捉えることができます。過去には、多くの産業企業がデータの内部利用価値を最大化することに焦点を当てていましたが、データエコシステムは個々の企業の境界を超えた機会と課題に対応することを目指しています。産業データエコシステムは、異なるソースからのデータを利用して、個々の企業だけでは達成できないデータからのイノベーションを実現します。エコシステムでのデータ共有の前提条件は信頼であり、つまり一方では参加者間の信頼、他方ではデータとデータ主権への信頼です。ここでは、産業データエコシステムの例を紹介し、データスペースの重要な役割について詳述し、研究と産業での今後の発展について展望します。
(3) 13:25 - 13:45 日本のデータ基盤及びデータ利活用の現状と展望
越塚 登 氏 (東京大学 大学院情報学環・学際情報学府・教授/ Data Society Alliance, CEO)
我が国におけるデータ基盤は進化途中で、かつ未だデータ利活用にも課題があります。これらの課題解決のためには、データ分野のコミュニティーの確立、データの連携・利活用に必要なシステム・ツールの提供、データ統合、データ関連人材育成等が必要になります。そこで、本講演ではDATA-EXのような分野間データ連携基盤など含む、我が国におけるデータ基盤の状況、更にデータの利活用の状況について紹介します。
(4) 13:45 - 14:05 デジタル・ツインのグローバル技術検討状況と事例
Dan Isaacs 氏 (CTO of Digital Twin Consortium)
デジタル・ツイン・コンソーシアムに参加されている、先端技術企業団体での技術検討、検証を発刊している白書の紹介も含め解説します。
デジタル・ツイン・コンソーシアムで紹介、発表されているデジタル・ツインのグローバル事例を紹介します。
(5) 14:05 - 15:00 パネルディスカッション
【パネリスト】
Boris Otto 氏 (Fraunhofer研究機構ISST・IDSA副議長、Gaia-X、Catena-X)
越塚 登 氏 (東京大学 大学院情報学環・学際情報学府・教授/ Data Society Alliance, CEO)
Dan Isaacs 氏 (CTO of Digital Twin Consortium)
Henning Banthien 氏 (Secretary General, Plattform Industrie 4.0)
【モデレータ】
村上 弘記 氏 (RRI WG1共同主査 / IHI 技術開発本部 技監)
[Session 3] 日独専門家フォーラム
2016年より始まった独 Platform Industrie 4.0とRRIの連携協力の進捗報告です。標準化専門家会合と産業セキュリティ専門家会合はともに累計60回を超え、日独連携のパイプとして定着してきました。また、今回はManufacturing Data Spaceに関する日独の議論の様子も報告します。最後のスロットでは日独の枠を超えて、グローバルで議論が始まっているInternational Manufacturing-X 評議会からのアナウンスも予定しています。
(1) 15:15 - 15:20 経済産業省 ご挨拶
川村 美穂 氏 (経済産業省 製造産業局 製造産業戦略企画室長)
(2) 15:20 - 15:25 独 経済・気候保護省 ご挨拶 :The paradigm shift in data utilization: The establishment of the International Manufacturing-X Council
Markus Heß 氏(独 経済・気候保護省 次長)
ドイツと日本は、製造業のデジタル変革を形成する際に長い間信頼性のある協力を築いてきました。そして、多くの国際的なパートナーとともに、「International Manufacturing-X 評議会」の設立に取り組んでおり、これは国際的な産業データエコシステムの発展を調和させるためのフォーラムとなります。共に、グローバルな産業データ経済のすべての潜在力を活用していきましょう。
(3) 15:25 - 15:55 Trustworthiness for Value Chains
Wolfgang Klasen 氏 (Plattform Industrie 4.0 AG3 / Siemens AG)
古川 文路 氏 (RRI 産業セキュリティ アクショングループ / 株式会社 東芝)
ここでは、データ連携の進展により実現される循環型経済やDPPにおけるTrstrustworthinessの検討を紹介します。
(4) 15:55 - 16:25 Digital twin usage and standardization
木村 文彦 氏 (RRI 国際標準化支援 アクショングループ / 東京大学 名誉教授)
Michael Rudschuck 氏 (DKE(German Commission for Electrical, Electronic & Information Technologies), head of the Industry Department)
デジタルツインは、社会産業活動に関するサイバーフィジカルシステム構築のために不可欠な基盤となっています。日独共同でデジタルツインの様々な活用について検討しました。活用の様々な様相、その特徴付けと実現へ向けた詳細化について研究し、必要な標準化項目を提言します。
(5) 16:25 - 16:35 日本での検討内容のご紹介「デジタル時代のイノベーション」
水上 潔 氏 (RRI アドバイザ)
第4次産業革命・DX・Society5.0において重要な視点の1つにイノベーションの活性化があります。デジタル時代のイノベーションとは何なのか、これまでとはどう違うのか、どういう課題があるのかなどの検討内容をご紹介します。
(6) 16:35 - 16:55 Manufacturing Data Space
近藤 伸亮 氏 (RRI 産業データ連携 アクショングループ / 東京大学)
Henning Banthien 氏 (Secretary General, Plattform Industrie 4.0)
製造業でのデータ連携は日独それぞれで検討が進んでいます。独ではCatena-Xを下敷きにManufacturing-Xへの展開が進んでいます。日独でどのような共通点があるのでしょうか。今後の連携に向けた現状を共有します。
(7) 16:55 - 17:25 International Manufacturing-X 評議会
Thomas Hahn 氏 (Plattform Industrie 4.0 / Siemens AG)
John Dyck 氏 (米 CESMII CEO)
Bronwyn Fox 氏 (豪 CSIRO Chief Scientist)
中島 一雄 氏 (RRI インダストリアルIoT推進統括)
製造業のデータ連携の議論は日独だけに留まりません。製造業は国境を越えて連携しており、データにおいても同様な連携が期待されます。International Manufacturing-X 評議会は世界の各地域の参加者を得て、グローバルでの連携に向けた議論を進めてきました。今回、RRIシンポジウムの場を借りて、評議会のビジョン、役割などをPlaybookの形で世界に先駆けてお披露目します。
(8) 17:25 - 17:30 クロージング
堀田 多加志 (RRI 事務局長)
[ネットワーキング]
18:00- 20:00 登壇者、聴講者、招待者による懇談・ネットワーキング ( 6階 ラウンジ )
[本会議]「データ連携された世界」における競争戦略
製造およびそれを取り巻く領域の経営リーダーの方々に議論いただきます。セッション1~3の振り返りとRRIの活動をベースとして、製造業のデータ連携のこれから、日本での課題など、国や企業連携でできることを日本の競争戦略として議論し、企業が個別の競争戦略を考えるベースを導きます。競争するために協調する必要があること、持続的に企業間競争を進めるために、何を準備するのかを共有します。
(1) 14:00 - 14:10 RRI 会長 ご挨拶
東原 敏昭 (RRI会長 / 日立製作所 会長)
(2) 14:10 - 14:15 経済産業省 ご挨拶
田中 一成 氏(経済産業省 大臣官房審議官(製造産業局担当))
(3) 14:15 - 14:45 国際シンポジウム 国際との対話から、およびRRI活動紹介
村上 弘記 氏 (RRI WG1共同主査 / IHI 技術開発本部 技監)
水上 潔 氏 (RRI アドバイザ)
藤野 直明 氏 (RRI 製造IoT情報マーケティング / 野村総合研究所 産業 IT イノベーション事業本部 主席研究員)
(4) 14:45 - 15:55(パネル)15:55 - 16:10(質疑) パネルディスカッション
【パネリスト】
小宮 義則 氏 (IHI 常務執行役員 高度情報マネジメント統括本部長)
鴻池 忠嗣 氏 (鴻池運輸 取締専務執行役員)
入江 直彦 氏 (RRI WG1共同主査 / 日立製作所 制御プラットフォーム統括本部 シニアストラテジスト)
藤野 直明 氏 (RRI 製造IoT情報マーケティング / 野村総合研究所 産業 IT イノベーション事業本部 主席研究員)
【モデレータ】
水上 潔 氏 (RRI アドバイザ)
日本関係者による討議。企業の経営層をお招きし議論を進めます。
(5) 16:10 - 16:15 クロージング
堀田 多加志 (RRI 事務局長)