システムイノベーションセンター「現代システム科学講座(第二回)」開催のご案内

システムイノベーションセンターが主催します「現代システム科学講座」について、ご紹介します。 


SIC2024年度・連続講義「現代システム科学講座(第二回)」:開催案内

 システムイノベーションセンター人財育成協議会では、「現代システム科学講座」を年間を通じた連続講義として開講することになり、第一回を2022年に開催しました。本講座は、2021年6月に発刊されたSICの木村英紀副センター長の著書「現代システム科学概論」を基礎理論の教科書として用い、それに加えて各分野の専門家に現状の紹介と最先端の応用テーマを紹介して頂くことを講義ユニットとした6回の連続講座から成ります。今回は第2回の開催となりますが、年間6回のうち、5回はオンライン、1回はスクーリング(対面講義)となります。プログラム構成も第一回に比べて改定しております。①データサイエンス分野の取り込み、②AIとシステム構築、生成AI等のAI技術の強化、③実際のシステム構築の場面での応用力を強化するために「水利用システム」を演習として提示して実際面のシステム構築をイメージできる内容構成としています。

 また、オンライン環境を中心としながら、放送大学等の講義スタイル(「スクーリング形式」)の取り込みなどにより ”参加し易い”、”会話しやすい”など対面講義の良さを取り込むなど、より一層の工夫を凝らしています。この講座を通してシステム構築のための十分な専門知識を獲得したシステム人財の創出を目指しています。

 

■講座の特徴

  •  システムイノベーションセンター(SIC)の総力をあげた6回にわたる連続講義。
  •  システム科学の我が国の第一人者木村英紀SIC副センター長(東京大学・大阪大学名誉教授)と各分野の指導的研究者がペアとなってシステム科学の成り立ちと現状を丁寧に講義。
  • 共通の例題(水域管理)への一貫した適用例を演習として示すことによりシステム科学の各分野の体系的実践的な理解を深める。
  • データサイエンスの講義内容の充実。
  • 遠隔からの参加も可能なオンライン開催に加え、スクーリング形式の対面講義を盛り込み参加者同士の交流の場を設けた。

 

■講座の形態と狙い

 全講義を通しての講師 木村英紀著の「現代システム科学概論」(東大出版会、2021年6月発行)を教科書として用いる。分野の共通を強調し、その発展の歴史、システム科学における位置づけ、基礎的な考え方を、初心者にも理解できるように平易に述べると同時に、各分野のそれぞれの課題とその解決手法を統一的な視点から講義する。

 全6回の講義を通しで受講した方には、『一般社団法人システムイノベーションセンター認定「特別システム人」』の称号を与える。

 

 =============== 狙い ================ 

① システム志向(思考)を生かすための 知的基盤を提供する

② 現代に生きる システム科学の全貌を体系的に講義する

③ DXを推進する核となるシステム化人財を生み出す

④ システムを制するものは産業を制する時代への対応力の養成

  

本講座に関する詳細およびお申し込みは下記ホームページよりお願いします。

一般社団法人システムイノベーションセンターホームページ

以上