「DSA/データ連携の国際標準化に向けたタスクフォース設置を合意」のお知らせ

一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)によるオープンフォーラムの開催報告についてお知らせ致します。 

本会議にはRRIもオブザーバとして参加しています。


 

[開催報告]International Open Forum on Data Society

データ連携の国際標準化に向けたタスクフォース設置を合意

  


 

一般社団法人データ社会推進協議会(以下 DSA)は、IEEE SA P3800 WGとDawex Systems, SAS (以下 Dawex社)[1]との共催により、データ連携に関わる欧州の主要な機関と国際標準化団体であるIEEE、ISOに関わる関係者が一同に会するInternational Open Forum on Data Societyを開催いたしました。

この会合は、2024年2月12日から14日にかけての3日間、フランスのパリにて開催され、欧州・日本・中国・インドからオンラインを含めて31団体、68名が参加しました。会合では、産学官に渡る18の各機関・企業からの最新状況の報告が行われ、データスペース、データ仲介、データ取引、データの利活用に関わる規制とガバナンス、標準化、相互運用性、トラストフレームワークなどについ活発な議論を行いました。

本会合の成果として、参加各機関・企業と以下の合意をいたしましたので、ここにご報告いたします。なお、本会合における発表資料及び議事録は、後述する広報コンテンツにて開示する予定です。

1. 次回会合の開催時期と場所についての合意

次回は2024年秋に日本で開催することとし、具体的な日程調整を進める。

2. 標準化に向けた協議のためのタスクフォースを設置

データスペース間の相互運用性について、国際標準化活動を共同して進めるためにタスクフォースを設置することとし、タスクフォースの会議を毎月実施することを合意。

3. 共同で広報コンテンツを制作する

本会合及び過去の円卓会議(過去2回は、円卓会議と呼称していた[2])の内容を、広く国際社会に発信するために共同で広報コンテンツを制作する。

本合意に関する英訳版、および本会合の詳細については下記一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)のサイトを参照ください。

[開催報告]International Open Forum on Data Society

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